パワーコーラス協会は、フジテレビの音楽特番『オールスター合唱バトル』で話題の“地声合唱”の編曲/指導者、木島タローさんによる「パワーコーラス体験講座」vol.7を、JR高田馬場駅近くの「ダンススペース ベースオントップ」にて、2026年1月25日(日)に開催する。
理論編と実践編の2部構成で開催
「パワーコーラス体験講座」vol.7の前半は、木島タローさんによる新しい合唱の形・理論編。地声合唱とはどのような声を使うのか、スターたちへの指導の秘密、地声合唱の歴史、日本語合唱の弱点を補う地声メソッドなどについての話が聞ける。
後半は、新しい合唱の形・実践編。12月22日(月)に放送された『オールスター合唱バトル』で歌うま芸人合唱団が歌った『ひまわりの約束』を実際に歌う。本来の合唱が持つパワーを有名楽曲に取り込み、それをエンターテイメントとして高めてゆく方法を学べる。
参加者は、指導者の育成にも使われる本格的なメソッドで現代型の合唱を体験可能。理論編を経て後半の実践編を受講することで、初心者にはわかりやすく、プロシンガーや指導者にはより深く地声合唱の素晴らしさが伝わるだろう。
今回も、『校長センセ宇宙人説』で日本クラウンからデビューし、テレビ番組の主題歌などを歌うパワーコーラスグループ、Dreamers Union Choir(DUC)のメンバーが歌唱サポートに参加する。
チケット情報
チケットは、PassMarket(パスマーケット)にて購入可能。料金は、一般が一日券6,000円／実践編のみ4,200円、学生が一日券5,000円／実践編のみ3,200円だ。
参加者には、事前にメールにて課題曲の資料が届く。別途課題曲の楽譜を購入し、当日持参しよう。
木島タローさんについて
木島タローさんは、国立音楽大学教育科卒業、同学合唱講師。教職課程にいる学生たちを指導する中で、楽譜を使わない楽曲を取り込んだり、バッハをその場でジャズにするなど授業は型破りだという。
地声合唱が盛んで星野源やハナレグミを輩出した私立自由の森学園の出身で、大学卒業後から2024年末まで米軍と契約していた教会ピアニストでもあった同氏は、自由の森の経験とゴスペルミュージックの経験をベースとする。
普通科の授業では「合唱は芸術音楽である以前に誰もが楽しめる生活音楽でなくてはいけない」というのが同氏の考え。もっと多くの人が自分の声のままで日々誰かと共に歌う、そんな新時代のあり方を見せてくれる「古くて新しい合唱」の担い手だ。
また、フジテレビ特番『芸能人合唱バトル』『オールスター合唱バトル』の編曲や指導を担当したほか、TBS番組の主題歌、EXILE、ローマ教皇来日オフィシャルテーマソングなどのコーラスアレンジとレコーディング、ニューヨークのジョンレノン記念作曲コンテスト入賞など、音大指導者としては特異な経歴を持つ。
Dreamers Union Choirについて
Dreamers Union Choirは、11⼈のシンガーと1⼈のピアニストで構成されるパワーコーラスグループ。オリジナル楽曲を中⼼に、ゴスペルやパワーコーラスアレンジされたJｰpopなどもレパートリーとし全国で公演を行っており、都内を中心にLIVE活動も続けている。
フジテレビ『オールスター合唱バトル』にて出演チームの指導補助を担当したほか、グラミー賞アーティストのアルバムに歌唱参加するなど、特異なキャリアを重ねている。
古くて新しい合唱スタイル「パワーコーラス」から学ぶ
合唱は世界中の人々にとって、誰もが自分の声で参加しコミュニティを一つにする原始的な活動だった。日本では、学習指導要領及びその解説から「頭声発声」(軽く頭に抜ける声)の言葉が消えたのは平成23年。今や音楽の教科書も半分以上はクラシック以外の音楽が占め、「それぞれのジャンルにふさわしい発声での歌唱」が奨励されている。合唱も多様化に対応して進化するべき時がきたのかもしれない。
合唱好きな人はもちろん、ゴスペル指導者や学校関係者の参加も大歓迎！「パワーコーラス体験講座」vol.7で、新しい年の初めにパワーコーラスアレンジの楽曲に挑戦してみては。
■パワーコーラス体験講座 vol.7
開催日：2026年1月25日(日)
時間：理論編11:00～12:30／実践編14:00〜17:00 ※各部30分前より受付開始
会場：ダンススペース ベースオントップ
所在地：東京都新宿区高田馬場1-33-14 サンフラワービル3F
チケット購入ページ：https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02z9i7tm0av41.html
過去の「パワーコーラス体験講座」の様子：https://www.youtube.com/watch?v=ZnwZUsgF0sg
(Higuchi)
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